HIROMI
OGAWA
PHOTOLOG

2020年6月8日

ツバメ観察の巻

蛍光灯の上に巣を作ったので、夜は煌々と照らされている

最近はツバメを観察しております。近所の小さい商店にツバメが営巣を始め、4羽の雛が誕生しました。

巣が雛でパツパツになるぐらいまで成長。ふと気になったことがあり、昼間は親鳥が餌を運んでいるので巣の中は4羽の雛しかいないけど、夜はどうしているのかなと。あの巣には親鳥2羽はさすがに入れへんしなーと思って、深夜に見に行ってみることにした。

巣の中には4羽の雛がお尻をこちらに向けて寝ていたが、親鳥2羽の姿は確認出来ず。次の日の深夜、もう一度見に行ってみた。その日は巣の中には3羽の雛しかおらず。1羽だけ家出したのかな・・・、とか思いながらあたりを見渡していると、すぐ傍で3匹のツバメが寝ていた。きっと親鳥と雛に違いない。前日は気付かなかったけど、親鳥は巣の近くで寝ていたんだろうな。

ツバメの雛は巣立ち(と言っていいんかな)をすると、暫くは巣に戻って寝るらしい。電線に小さめのツバメが集団でぼけーとしているのを何回か見かけたが、あれは親鳥からの餌待ちらしい。暫く観察していると、確かに親鳥らしき個体が電線にやってきて餌を与えていた。雛自身で餌が取れるようになると、生まれ育った巣を離れて別の場所で寝るらしい。

近所のツバメの雛たちも随分と大きくなっていたので、もしかしたら日中は巣にいないのかなと思い、日中に見に行ってみた。

遠目で見る限り、巣は空っぽに見えたけど、近づいてみると1羽だけいる。暫く観察していると兄弟、親鳥たちがちょくちょく帰ってくるが、その1羽の雛だけは巣を離れずにいた。まだ巣立ちが出来ないのか、それとも生まれつき飛べないのか。

何にせよ、これはまずい。僕も経験したが、これは留年ではないか。このまま留年しつづけ中退するか、なんとか単位を揃えて卒業するか。ちなみに僕はなんとか単位を揃えて卒業しました。

紫陽花が咲き始めた

明後日からの天気予報は雨マークが続いている。梅雨入りなのかな。梅雨に入る前に巣立ち出来るのか。もう暫く観察を続けよう。

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